嘘ですよ、嘘。噛み切るなんてこと、怖くて出来ません。
こうして歯を立てるくらいが、私に出来るせめてものレジスタンス。
それに、私って女の子も嫌いじゃないんです。
聖美さんのような、いかにも上品で頭のいい女性は特に。
今度、私のこと、正式に紹介してくださいね。
自分を心から慕ってくれてる、有能で可愛い部下だって。
有能さを実証するためにも、電話が終わるまでにヌカないと。
お口と一緒に指で根元もしごきますから、弾けていいですよ。
我慢できなくなったら、頭を撫ぜてください。
いのちの迸りは、思い切り顔に掛けてほしいですから。